らいおんの瓶の中

手紙を海に流すように、いろいろな感想とか。

この世に悪があると思っているかどうか

「わたしはこの世にそこそこ悪が存在していると思っている」と言ってから、でも逆にそんなに悪ないでしょと思っている節もあるなーと。

「この世にそこそこ悪が存在していると思っている」と言ったときに想定していたのは、「わたしは悪だと認識しているが当人はそれを悪だと判断していない(あるいは善悪の判断の対象としていない)ふるまい、をする人間というのは結構存在している」ということで(ストーカーとか)、悪いとわかってることなら公然と行いはしないよな(犯罪組織ではない普通の企業や組織が不正を隠蔽するとか)、とも思っており、でもほんとはたぶん、全然そんなことないんだろうな。

「悪いとわかっている」が「悪だと認識している」ということなのか、あるいは「やってはいけないことになっているのを知っている」のかでもまた話が変わってくるが。
後者の意味で「悪いとわかっている」ことを公然と行うなら、それは「悪だと判断していないふるまい」をしているわけで、結局「わたしは悪だと認識しているが当人はそれを悪だと判断していないふるまい、をする人間というのは結構存在している」に収斂するのかな。