2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
同じ言葉をつかえる、あるいはそれぞれの違う言葉を一つずつ互いに確かめながら積み重ねてゆくことのできる相手でなければ、よく知ることも、なかよくなることもできないと思っている。
さくらちゃんにとって知世ちゃんとのあいだにあるのは友情だけど、知世ちゃんにとっての「好き」は友情じゃなかっ……「『一番』好き」って何?
わたしにとっての自我/自己はどこにあるんだろう、とおもいながら梨木香歩(2005、文庫版2008、新潮社)『沼地のある森を抜けて』を読みおえた。
今、次の局面が見えてくるほんの直前にいて、この角を曲がらないと先がどうなっているのか全然わからなくて、進むこと自体をやめてしまいたい気分になる。