らいおんの瓶の中

手紙を海に流すように、いろいろな感想とか。

批評・紹介

須川亜紀子「子供向けアニメの少女像」(3)

さくらちゃんにとって知世ちゃんとのあいだにあるのは友情だけど、知世ちゃんにとっての「好き」は友情じゃなかっ……「『一番』好き」って何?

「私は、私達は」

MVだとどうしても映像に目が行ってしまうんだけど、CDを買って、一行目から身につまされている。

マブルーク・ラシュディ『郊外少年マリク』

BOOKMARK非公式ゆる読書会の落穂拾い

「はぐ」

この曲が今いてくれてよかった、間に合ってくれてありがとう、とおもいます。

東畑開人『野の医者は笑う:心の治療とは何か?』

臨床心理学の「無意識」と野の医者の「潜在意識」、北村透谷の「各人心宮内の秘宮」では?

ジョーン・バウアー『希望(ホープ)のいる町』

読書会、からちょっと考えたこと

しおたにまみこ『さかなくん』

絵に大変惹かれて手に取ったのだが、いっそ絵だけで良かったような気がする。

ムーミンパパの思い出

ムーミンシリーズを3作目まで読んで、良くはない意味でびっくりしたことです。

手塚治虫『罪と罰』

表題作「罪と罰」についての簡単な所感。作品内容およびドストエフスキー『罪と罰』のネタバレを含みます。

『ハックルベリー・フィンの冒険』

作中にある当時は当たり前だった差別と、それを表す言葉について。

楊絳『風呂』に登場する語彙

ふつうに日本語の辞典なり中日辞典なりを引いても出てきにくい語、読みが難しいと感じた語や、引用の典拠をまとめました。個人的な読書の手引き程度にご活用ください。

楊絳『風呂』登場人物一覧

人民共和国成立後の中国の小説、楊絳『風呂』の登場人物一覧

『自動人形の城』

川添愛『自動人形の城――人工知能の意図理解をめぐる物語』の感想。ネタバレあり。

『思えば遠くにオブスクラ』

靴下ぬぎ子『思えば遠くにオブスクラ』(上・下)のちいさな感想です。話のメインテーマには触れていませんが。『ソワレ学級』も読みました。

『シャドーハウス』

原作コミックとアニメどちらもとてもおもしろかったので、その紹介です。ネタバレなし。

『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』感想

劇場版スタァライトの感想です。TVアニメより断然良くなっててびっくりしました(TVアニメ視聴時にもやもやしたところもぶちまけています)。

『在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活』

荒木優太[編著](2019)『在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活』の、全体的な紹介と荒木優太「第10章 貧しい出版私史」を中心とした感想。

#7日間ブックカバーチャレンジ

「#7日間ブックカバーチャレンジ」のまとめと、その本との思い出をひと言ずつ。

「遥かなものの手ざわり」

歌集『ひとさらい』(笹井宏之)の感想のようなものです。

〈まだ知らぬ場所〉へ

小島なお『サリンジャーは死んでしまった』から15首抜き出して、鑑賞文を書きました。

一度きりの星

「#いいねしてくれた人にLilithから一首贈る」というタグで、短歌集『Lilith』(川野芽生)から一首選んでいただきました。

待ちわびた世界――『白銀の墟 玄の月』感想

小野不由美『白銀の墟 玄の月』の感想です。ネタバレしています。

「詩は十月の午後」

今まで、詩がわからないなと思って生きてきた。 それでも好きな詩歌の幾つかはあって、ならばわたしのなかには、何らかの詩に対する好みというものがあるはずだ。その「何らかの好み」がどういうものか、自分なりの詩の良し悪しを、そろそろ本腰を入れて培い…

「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」

石井睦美『卵と小麦粉それからマドレーヌ』と、自分のためにどこかに行くことについて。おまけで『群青の空に薄荷の匂い』と『キャベツ』の話。

私的西洋音楽事始

岡ノ谷一夫『「つながり」の進化生物学』を読んで、音楽理論の根本を受け入れられるようになった話

ラジオの味

スピッツ「ラジオデイズ」とTOKOTOKO(西沢さんP)「NOW ON AIR!」から、ラジオというモチーフについて。わたし自身はラジオには親しんでこなかったけど、別の親しい何かを思い浮かべて聴いています。

君が絶対好きだと言うからさ

OKOTOKO(西沢さんP)「映画を見に行くよ」と、収録されているアルバム『23時のエトセトラ』の紹介。「これ好きだと思う」と言われるのが好きです。

真剣乱舞「祭」2018――「この国の祭り」

ミュージカル刀剣乱舞 真剣乱舞祭2018で行われた「祭」に対する批判。らぶフェス2018は、刀剣乱舞の牛蒡で法事する行為だったと思っています(祭だけに)。メディアミックス含め、二次創作ってそうじゃないでしょ。

ニートの夜明け――『俺の話は長い』感想

日本テレビの2019秋ドラマ『俺の話は長い』最終回を観ての感想。また見返したい作品です。

出会うとき、逸れるとき

出会うべき時があって作品との縁がつながることや、ひととの縁が離れることについて。40mP「Melody in the sky」、じん×kemu「ミリオン/ワンズ」、19's Sound Factory「Story」