らいおんの瓶の中

手紙を海に流すように、いろいろな感想とか。

映画プリアラ ~パリッと! 想い出のミルフィーユ!~

ラクルライトを握りしめた子どもたちに混じって観てきました、
映画「キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと! 想い出のミルフィーユ!」。

www.toei-anim.co.jp

プリキュアはみんなかわいいし応援しているけど、推しはシエルちゃんなので、シエルちゃんがたっぷり描かれた今回の映画はとても楽しかった。
わたしもミラクルライト振ってプリキュア応援したかったなあ。
暗い映画館の中でライトを振ると、開いた瞳孔に映る光が筋を残すので、まるで本当に魔法の泡立て器を回しているように見えた。

テレビCMのときから思っていたけど、みんなのドレス姿やらコート姿やらがとってもキュート。
そしてシエルの額に浮かび上がる禍々しいマークと、呪いを解いたあと背中に生えた翼と。
ロマンがぎゅっと詰まっていました。
お菓子になってしまったパリも、何ならそのままでもいいんじゃない? と思ってしまったり……。

いちばん印象に残っているのが、「究極のスイーツ」となったジャン・ピエールとの戦いでのひとコマ。
スイーツの中にいるジャン・ピエールに語りかけていたキュアパルフェが、ジャン・ピエール(スイーツの)に投げ飛ばされ、墜落した屋根の上で呆然とする。
「私を投げたの、ジャン・ピエール……?」
そのシーンのパルフェが、悲しんだり怒ったりするんじゃなく、驚いている姿に、シシエルは本当にジャン・ピエールを師と慕って、信頼していたんだとはっとさせられた。
そして、よく考えたらジャン・ピエールも、シエルを弟子として大切に思っていたんだろう。
そうでなかったら、わざわざシエルに会うためにパーティ会場に出向いたりしない。


アニメもしばらくEDが映画バージョンだったのもあって、頭の中で「トレビアンサンブル!!」がぐるぐるしている。
トレビア~ン☆(とれびあんっ!)