らいおんの瓶の中

手紙を海に流すように、いろいろな感想とか。

考えごと・日記

「詩は十月の午後」

今まで、詩がわからないなと思って生きてきた。 それでも好きな詩歌の幾つかはあって、ならばわたしのなかには、何らかの詩に対する好みというものがあるはずだ。その「何らかの好み」がどういうものか、自分なりの詩の良し悪しを、そろそろ本腰を入れて培い…

「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」

石井睦美『卵と小麦粉それからマドレーヌ』と、自分のためにどこかに行くことについて。おまけで『群青の空に薄荷の匂い』と『キャベツ』の話。

私的西洋音楽事始

岡ノ谷一夫『「つながり」の進化生物学』を読んで、音楽理論の根本を受け入れられるようになった話

「正しい判断」

デイサービスを受けながら一人暮らししている祖母と、電話をしました。COVID-19という明確なリスクがある一方で、ウイルス以外でもひとは死にうるから、正解がなくて難しい。

距離が離れたら当たり前に寂しい

COVID-19の感染拡大による緊急事態宣言が出てから一週間。社会的な紐帯が絶たれたり弱まったりすることはとても健康に悪くて、物理的な距離は容易に心理的な距離になる。だから、意識して社会との距離を維持する、新しい日常が必要。

正気じゃない

わたしが正気のときと、正気じゃないときの状態の観察。正気でないと生活と生に支障があるので、あんまりがんばらなくても正気を保っていられるようになりたい。

遺書、改め、ラブレター

何かに、誰かに、自分に愛を向けたり向けられたりすることについて。あるいは自分が愛しているものごとと、生存を続ける理由。